新共育目標決定

ふるさと岩戸を愛し,共に未来社会を創る子どもの育成

〇 「ふるさと岩戸を愛し」

 これからは,地域の力を借りて学校教育を充実させる時代から,学校が核となって地域創生を行う時代になります。地域代表者の岩戸小学校を大切に思う熱い気持ちや,地域のよさを誇りに思い,引き継いでいこうとする思いに触れ,子ども達が卒業後も同じような気持ちを持ち続けてほしいと強く感じます。岩戸コミュニティは,岩戸小学校卒業生が二代,三代と在住すると共に伝統的な文化が根付く地域です。「郷土愛」を育てる教育を重視すべきだと考えます。

 また「ふるさと岩戸を愛し」という文言は,岩戸訓1「ふるさと岩戸を愛し,誇りにします」の冒頭を引き継ぐものです。岩戸訓のベースにある「恕の心」を受け継ぐことを意味します。

〇 「共に」

 これからの時代は異文化共生社会であり,人と関わる力の育成がより重要となります。

 新学習指導要領にも「あらゆる他者を価値ある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え」という表記があります。

 友達・先生・家族・地域の人・異年齢の人・異国の人等との関わりを快とする力が求められます。

〇 「未来社会を創る」

 新学習指導要領が示す,育成すべき資質・能力と一致するものです。

  1 生きて働く「知識・技能」

  2 未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」

  3 「学びに向かう力・人間性等」